母を象徴する人形を手離してから、断捨離の波が更に加速しました。

自分の中にやってきたインスピレーションは、「これまでの全てを手離すこと」というとてもシビアな感覚で、それは私がこれまで何度か断捨離を繰り返していても、まだ手を付けていなかったものについてのことだとピンときました。

私にとって手離すことがタブーだったのは、「自分の気持ちを記録したもの」・「自分が一生懸命学んだもの」・「大切な人からもらったもの」の三つでした。

ここに来て初めて、それらを潔くすべて手離す事、という強い直感が訪れたのでした。

自分の直感なのに、それに動揺し疑う気持ちがむくむくと湧き、思わずいつも迷いが出た時に使う手を使いました。それは一枚引きでタロットカードを引いて確認すると言う、私の隠れ技なのでした(笑)

「私の直感が正しいのなら、ワールドのカードを出して下さい」と、22枚のカードから1枚を引きました。そしてもちろん、ワールドが出ました(笑) 私は潔く直感に従って、粛々と断捨離を進めることを決めました。

最初に取り組んだのは、これまで色々学んできたテキストやプリント類、そしてこれまで受けたリーディングをプリントアウトしたものや、さまざまな事を書き留めたスケジュール帳やカレンダーの類でした。

フランス人形をいよいよゴミ収集場に持っていく日の朝には、このようにお人形が埋もれるほどのゴミ袋が出ました。
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そしてその次に取り組むべしとやってきた感覚は、テキスト類に続く学びの本の断捨離でした。本については、これまで何度か断捨離を繰り返し、新たに買うこともめっきり少なくなり、昔に比べれば格段に少ない冊数しか残っていないと思っていたのですが、それでもすべてを手離す!という感覚には少々抵抗が起こりました。

なぜこんな感覚がやってくるのだろう?と自分自身不思議なほどでしたが、多分今の私に必要なのは、本当に自分の周波数に合うものだけに触れ、外からの情報よりも自分の中からやってくる感覚をとことん信頼するという場所に生きることなのだと思うのです。

本を手離すという事は、私にその覚悟を完全に落とし込み、今この瞬間を生きる自分によりフォーカスすることなのだと感じました。

しばらくそれらの本は、私のセミナールームに移動して、必要な人がいたら持って行ってもらうことをしてから処分することにしました。(現在のところ、三日間ほどご案内しましたが、まだあまり減っていません。あと数日で処分する予定ですので、ご興味がある方はご連絡下さい。)

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テキストや本に手を付けた勢いは、まだまだ止まりません。

十代の終わり辺りから二十代前半に、当時親しかった友人達とやり取りしていたかなりの量の手紙を処分することにしました。(パソコンも携帯メールも勿論ない時代です。)

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目についたものをいくつか拾い読みしながら、手紙の送り主に感謝の気持ちを心の中で伝えて、ごみ袋に入れ続けました。そうしているうちに、なぜだか心の奥の深いところから、切なさというか哀しさというか、何とも形容しがたい感覚が湧きあがり、涙がこみ上げました。

この感覚は何だろう?と感じてみました。
それは、当時の私が一生懸命この世界を生きていたこと、心を通わせることのできた友人達と繋がり、美しい人間の世界での生を全うしていたことへのノスタルジーのようなものでした。

私に何故、全てを手放せとの直感がやってきたのかがようやくわかりました。

私は「人間であること」にとても執着していたのでした。喜びや楽しさ、悲しみや苦しみを存分味わうことこそに人間である充実感を感じていました。また、葛藤と向き合ってそれを乗り越えるために悩み苦しみ、それができた時の達成感を味わう・・そういうジェットコースターのような人生を愛していました。

それらを手放すということは、人間である自分を越えていくということになるのです。

葛藤を掴み、苦しみを掴み、痛みの中にいる自分に酔うという、人間にしかできない体験をもう二度とできなくなることは嫌だという自分を越えて行く時が来ているようです。


そしてとうとう、二階の納戸スペースの奥深くにしまってあった、禁断の段ボール箱に手を伸ばすことにしました。

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娘曰く、「見るべからず!と書いてあったら、逆に見たくなるでしょ。バカじゃないの(笑)」とのことでした。

娘の白い目を無視して、段ボール箱の中に入っていたものを25年振りに取りだしました。

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思わず「おお~!」と叫んだ私がいました。こんなものを入れていたのも忘れていました。

足のまだ短い初代のリカちゃんもいます。皆、母が作ってくれた洋服を着ています。手作りの布団まで入っていました。私は、リカちゃんで遊ぶのが大好きな小学生だったのを思い出しました。

そしてまたもや赤面するお宝発見です。

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一番古いのは小学校3・4年生の時に書かれた作文や日記、それ以降の小学校高学年から中学・高校時代に書かれた日記帳、中学当時のボーイフレンドとの交換日記、大好きだった中学の担任の先生との交換日記、読書ノート、最後は結婚する少し前から子供ができるまでの日記帳でした。

自分が死んだ後に誰にも読まれたくない内容のオンパレードです(笑) かなりのおませな私が自分に酔って書いている日記は、もし子供達が読んだら末代まで笑いのネタになることでしょう。

しばしのタイムスリップをしたような時間を過ごした後、私は過去に決別することを決めました。一生懸命生きていた昔の私は、今ここにいる私ではありません。過去を懐かしむことに時間を費やすのはこれで最後にして、私は今の一点に自分を集約させることを選びました。

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そして、ずっしりと重いごみ袋が6つ・・・今朝、私の元を去っていきました。

過去最高に内容の重い、大きなリリースの断捨離でした。