セドナリトリート2016先発隊の旅を終えて帰国後わずか二週間で、私は次なるリトリートへの出発の日を迎えました。

過去にも短期間に続けて渡米することはありましたが、今回もかなり短いと言えるかもしれません。周囲からは、そのままあっちで待っていればいいのに、なんて言われていました(笑)

先発隊は実は追加のリトリートでしたので、私を含めたったの3人でした。しかし今回のリトリートは総勢9名という、昨年開催したカウアイリトリートに次ぐ大所帯です。迷子がでないように(笑)、同行の夫に常に最後尾を歩いてもらうようにしました。

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リトリートは単なる海外旅行とは全く趣旨が異なるものです。本来なら現地集合でやるものなのですが、個人でセドナに集合するのは無理~という声がほとんどなので、「よかったらご一緒に現地まで行きますか?」のスタンスで、結局は皆で小松空港からぞろぞろ一緒に出発となります(笑)

その機会を最大限に生かし、旅の一瞬も無駄にすることがないように、小松空港の出発ロビーの片隅で、私達は場にそぐわない雰囲気でのミーティングを始めました(笑)

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ここがリトリートを始める時の胆なのです。自分が自分の現実を創っていくということを再確認します。

今回アメリカくんだりまで出かけて、一体自分は何を得ようとするのか、各自がしっかりとコミットメントをお腹に落とし、互いにそれを言葉にしてシェアし、そして1週間後の自分の姿をリアルに思い浮かべて短い瞑想をしました。

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成田まで飛ぶ小さな旅客機に乗り込み、さあ出発です!(約1名、売店でおにぎりを買っていた人を待っていたら、もうすでに皆乗り込んでしまっていました。笑)

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ほんの1時間余りのうちに陽は傾き、遠くに夕陽の中に富士山が浮かび上がっていました。その美しい姿は、この旅の幸先を暗示しているように感じられ、なんとも嬉しくなりました。

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成田で短い乗継ぎをし、それから約10時間余り、ようやくロサンゼルスに到着です。ロサンゼルスでの国際線から国内線での乗継はちょっと複雑で時間がかかるので、通常よりゆとりを持たせて便を選んでありました。

セキュリティーを通るための長い列は小一時間は待たされたので、そうしておいて正解でしたが、国内線の出発ロビーはお店も少なく、残り3時間を待つのは結構大変でした。

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ようやく飛行機は飛び立ち、ロサンゼルスからおよそ1時間半で、夜景の美しい全米6番目の大都市フェニックスに到着しました。

セドナは、フェニックスから更に車で2時間走ったところにあります。疲労困憊の一行は、迎えのシャトルに乗った途端、全員爆睡です(笑) 助手席に座った私だけが、今回のチャーター車の運転手さんとずっとお話ししていました。(彼は日本人で、セドナにある旅行社の社長さんでした。色々とセドナの話を聞くことができてラッキーでした。)

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車は真っ暗なセドナのコンドミニアムに到着しました。宿泊先は、前回の先発隊で泊まったのと同じコンドミニアムです。人数が多いので、ベランダ(・・に玄関がある形式)で繋がっている二部屋を予約し、メンバーを振り分けました。

前回同様、「わ~、素敵~!」とあちこちで声が上がり、私は毎度嬉しくなります。その声を聞きたくて、宿泊先選びには何十時間、いえ何日かけたことでしょうか(笑)

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皆、コンドミニアムの設備を興味深そうにチェックしています。歳と合わない現代っ子の夫は、真っ先にWi-Fiの暗証キーを調べています(笑)

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もう夜も更けていたので、早々に今夜は解散としました。

私と夫は今回は別のホテルに宿泊するので、コンドミニアムの皆に夜は何を食べたの?と聞くと、日本から持参したスープやナッツ(それからかき餅も!笑)、ウエルカムバスケットの中のフルーツなどでの軽い夜食を摂ったとのことでした。

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待ち時間も含めると約一日近い移動を終えた一行は、明日からのセドナでの体験にワクワクしながら、それぞれの寝室へと向かいました。

今回のリトリートでは、到着するや否や自分の中の葛藤が拡大をし、あふれ出る感情と向き合っている人も現れていました。それは一見辛そうで大変なことなのですが、それこそがリトリートにやって来ている意味なのです。

葛藤に導かれる人生を手放し、すべての瞬間で魂の望みを生きる人生へとシフトすることが、リトリート参加者達が目指すところなのでした。


セドナリトリート2016 ②へ続く・・)


*もう一つのブログです→本当の自分を思い出すためのメッセージ