今回のセドナでは、私はこのコンドミニアムには宿泊していなかったのですが、昨晩は真っ暗だったベランダから一転した朝の素晴らしい景色に、やはり一同は歓声を上げたようでした。
部屋着のままうっとりと景色を見ている後姿の写真を見せてもらって、やはりこのコンドを選んで良かったなと改めて一人満足している私でした(笑)
右手に見えるのはスヌーピーロックと呼ばれるレッドロックです。階下には素敵な庭もあります。
ゆっくり目に起きた朝は、皆でミーティングをして、呼吸を整え改めてリトリートへのコミットメントをしてから、ブランチを摂るために街へと歩いて出発しました。
青い空にレッドロックが映えて美しい景色を見ながら、皆の足取りも軽く進みます。
アートの街としても有名なセドナはギャラリーも多く、通りの道端にはこんなオブジェがあちこちで見られます。
普段なら疲れた~となる距離を歩いても、元気溌剌です。とにかく景色が素晴らしい!
前回のリトリートで見つけた絶景カフェで、サンドイッチとスムージーでのブランチです。
屋外で、それも美しい景色の中で食べるサンドイッチの美味しい事!具が厚いので、大きな口を開けるのに必死です(笑)
食べる前に、一通り景色を前に写真撮影が行われていました。そのままの女優ポーズでスムージーを飲んでいる人もいます(笑)
ブランチの後は、セドナの中心街のお店をぶらぶら見ながら歩きました。
見たことのないチョココーティングされた物体は、アメリカ版リンゴ飴(いや、チョコ)のようでした。その前で、熊さんと一緒にゆるゆるになっている人もいます(笑)
これは、アメリカ版の路上キャッチセールスにつかまり、奇跡的なフェイスリフトをする(らしい)1個7万円のクリームを試し塗しているところだそうです。きっぱり断ったそうですが、写真を見る限りノリノリです(笑)
一行が楽しそうなキャッチセールス体験(!)をしている間に、今回の運転手二人と助手席ナビの二人は、レンタカーオフィスで車をピックアップして戻りました。
今回のメンバーを最初に連れていきたいなと感じたのは、レッドロック・クロッシングです。そこへ向かう途中にある絶景ポイントでまず車を停めると、皆が息を飲んで広がる台地とレッドロックに感動していました。
どんなに美しく写真を撮っても、この空気感と感動は表すことができないでしょう。
すっかり秋も深まってきたクレセントムーン(三日月)公園の遊歩道を静かに歩いて進みます。
茂みの奥にいきなり広がったこの美しい景色に、皆歓声を上げました。
嬉しすぎて、場所のエネルギーを感じるより先に、まず記念撮影です(笑)
調子に乗って、私も夫と一緒に写してもらいました(笑)
ここに来る前に買い求めた、それぞれのお気に入りの石たちを清流に浸します。
カセドラルロックを前方に望む美しいオーククリークの流れは、浄化の力が強いと言われています。
私達も浄化されちゃいましょ~と、とても冷たい水でしたが、並んで足を浸しました。
それぞれが思い思いの場所で、このバランスのとれた美しい気の場所を静かに堪能しました。
歩くたびにカサカサと落ち葉が舞い上がり、子供のように嬉しそうに音を立てています。
以前ツアーで来たときに現地のガイドさんが教えてくれたハートの切り株をようやく見つけました。
彼はとても素敵な人で、私はすっかりファンになったのですが、この切り株のことを教えてくれた時も、「セドナの人達は、こういうちょっとしたサインを受け取ってハートに繋がるんだよ。」と言っていました。
そのハートにお尻を乗っける人(笑)
レッドロック・クロッシングで浄化とバランスをとることを堪能した私達は、陽が沈む前にエアポート・メサへと向かいました。
メサの真下には少ない台数ですが駐車場があり、すぐに辿り着くことはできるのですが、私達はあえて20分ほどのトレイルを歩いて、素晴らしい景色を見ながら向かう事にしました。
皆、先発隊の人達の写真を見てこの景色は知っていたのですが、実際にこの雄大なパワースポットに立つと言葉を失っていました。
瞑想する人、寝そべってボルテックスのエネルギーをより感じようとする人、それぞれが思い思いの時間をゆっくりと過ごしました。
寝そべっている人がふと顔を上げると、こういう景色が見えるのです。どこまでも吸い込まれていくような風景です。
しかし今回は、高所恐怖症というべき反応が出た参加者が一人いました。
彼女はがんばって一番高い場所まで登ってくれたのですが、着いた途端足がすくんで、その場から一歩も動けなくなって座り込んでしまいました。
恐怖症というのは、今世か過去世での何らかのトラウマ体験から発していることが多いのですが、彼女の様子を見た時、これはある程度克服できるという感覚がやってきました。
それで、彼女をしっかり抱きしめて、一緒にゆっくりと呼吸をして、その恐怖は絶対のものではなくて乗り越えていけるものだという事を伝えながらしばらくじっとしていました。
立ち上がって端の方まで行くというようなことは勿論できませんでしたが、それでもやがて落ち着きを取り戻し、彼女はパニックを超えることはできたのでした。
そしてここでした体験は、後の行程で更にシフトアップすることになるのでした。結論から言うと、彼女は勇気を持って自分の恐怖症と向き合ってそれを乗り越えようとしたことで、更なる変容の体験を後にすることになったのでした。
陽が傾いてきたので、日没が見えるポイントまで移動することにしました。
レッドロックが落陽に照らされて、なんとも言えない美しい色合いに変化しています。
世界のどこで見ても、夕陽が沈むさまは本当に美しい。
私達は、セドナでの興奮と感動の一日の終わりに向かっていましたが、更なる感動もまだ残されていました。
それは・・・
こんなのや・・・
こんなのです(笑)
アメリカの大きなスーパー初体験の人達が、夕飯の買い物に立ち寄ったオーガニックなものを多く置いてある大型スーパーで、更に歓声をあげていました。楽しいことが一杯です(笑)
大きなオーブンでピザも焼いて、サラダやナッツ、チーズやローストビーフ・ローストターキーを並べて、くじ引きでテーブルを決めて夕食が始まりました。
楽しい話、深い話、色々と語り合いながら夜は更けていったのでした。
(セドナリトリート2016 ③へと続く・・)
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