セドナ3日目の朝も気持ちの良い青空が広がり、実際の気温よりもずっと日差しが暖かな一日が始まろうとしていました。
私が提供しているリトリートでは、あらかじめ予定を決めて動く海外旅行とは違って、そこに参加している人達にとってベストな体験をしてもらう為に、その日に何をするかを決めています。
なので、前の晩からおおよその予定は決めていますが、朝起きてみての自分の感覚を信頼して、行き先を変えたりもします。
今朝は、昨晩考えていたのとは違うプランが浮かび上がってきました。
前回の先発隊では最終日に訪れるのがベストだと感じたボイントン・キャニオンに、今日行くのが良いという感覚が訪れました。
そしてボイントン・キャニオンを訪れる前に、チャペル・オブ・ザ・ホーリークロスへ行くのが良いと・・。
コンドミニアムからは遠くないチャペル・オブ・ザ・ホーリークロスの駐車場に車を停め、もう花が終わって固い実になっている秋のサボテンが植栽されている坂道を登って行きます。
ここもとても見晴らしの良い観光地になっており、どこを写しても絵になります。
さ~っと目の前に開ける絶景に、一行はあちこちで歓声を上げています。
絶景の中に建っている、日本ではなかなかお目にかかれないスケールの別荘らしき大きなお家にも驚きです。
ああ~、こんなところに住みたいね~!と、皆考えることは同じです(笑)
美しい装飾が施されたチャペルのドアの向こうには・・
厳粛な中にも優しい愛の波動が満ちた空間が広がっていました。
それぞれが言葉を発することなく、思い思いの場所に静かに座りました。
言葉にできない神聖な深い愛をただ感じるのです。
そこにいるだけで満たされる大いなる愛に包まれ、自分が在ることにただただ感謝が湧くのでした。
それぞれが心ゆくまで自分と向き合う時間を過ごし、その後は地下にあるお店を覗き、きょうの記憶を留めるための自分へのお土産を探したりしました。
お土産に興味のない人は、絶景を背にしたベンチに座り、この美しい場所で癒されています。
高所恐怖症を少しずつ克服しつつある勇気ある人は、腰が引けながらもベンチで記念撮影をしてみます。(すごい進歩です!)
私達は、いつまでもいつまでも居たいと感じた場所に別れを告げ、次の場所に向かうことにしました。
通り道にあった、前日とはまた別の大型スーパーで、軽い昼食をとりながら一休みです。
一行は、もう皆が打ち解けあって、誰とでも話が弾みます。
世界中どこでも、スタバは便利の良い休憩場所です。変なおじさんもくつろいでいます(笑)
セドナの街からは少し離れた場所にあるボイントン・キャニオンは、4大ボルテックスの一つと言われているところです。
古来ネイティブアメリカンが、人類発祥の地として崇めたとされる聖なる地には、女性性を司るとされるカチーナ・ウーマンと、男性性を司るウォリアーという二つの岩が向き合うようにして立っています。
カチーナとはホピ族の神様のことを指すとのことで、名前にも表れているように、この辺りは本当に静かで穢れのない神聖な土地だと感じます。
駐車場に車を停めて、トレイルを歩き始めます。今回は二つの岩の麓へ行きたいと感じるので、「ボイントン・ビスタ・トレイル」という往復一時間くらいのトレイルを歩くことにしました。
段々道に傾斜が出てきました。
皆ついて来てますか~?と確認しながら進みます。野生のサボテンもあちこちに見られます。
ボルテックスに生えている木は、渦を巻いて湧き上がっているエネルギーさながらに、このようにねじれて育つのです。(ボルテックスとは、大地から強いエネルギーが渦巻きのように放出されている場所のことを言います。)
逆に言うと、ねじれている木を見ることができるなら、そこがボルテックスだとわかります。
二つの岩の麓まで登りました。皆、思い思いの場所に立ったり座ったりしてみます。
ウォーリアー(戦士)と呼ばれるレッドロックは、自分の中に眠っているパワフルさを引きだしてくれるように感じます。
二つの岩の真ん中は、男性性と女性性のバランスをとる調和のエネルギーにチューニングするには最適なのだそうです。
高いところが苦手な人も、再びとってもがんばりました。自分を褒めながら、この場所のエネルギーを感じています。(本当は、立つのはまだちょっと・・と言っていました。笑)
女性性を司るというカチーナ・ウーマンは、先に訪れたチャペル・オブ・ザ・ホーリークロスとよく似ていて、ただただ慈愛に包まれるエネルギーに満たされていました。
霧に煙る雄大な景色を前に、心静かに自分自身と繋がります。
高いところが苦手な人が、更に勇気を出して、ウォーリアーに登ってみたのでした。すごいです!
仲間が心からの愛情でずっと励ましてくれ、それを受け取りながら、彼女は自分の恐怖心を超える勇気を持ちました。そしてそれは後に、単なる高所恐怖症を克服することに留まらず、彼女の人生における大きなチャレンジへと繋がっていったのでした。
ボイントン・キャニオンでそれぞれが自分と向き合う静かな時間をゆっくり過ごしてから、トレイルを再び戻ってきました。
今夜は、地元で人気のある本場のメキシコ料理のお店で夕食です。「エローテ・カフェ」という名前に妙に反応して嬉しそうな変なおじさんが約一名いたのですが(笑)、ネットでスペイン語の「エローテ」を調べたら、なんと「とうもろこし」で、一同大笑いとなりました。
通常なら予約ができないので1時間待ちはざらだという人気店でしたが、私と夫が泊まっていたホテルに併設されていたレストランだったので、宿泊客は便宜を図ってもらうことができラッキーでした。
セドナのあるアリゾナ州は、メキシコと国境を接しているので、本場のメキシコ料理店やお土産屋さんが多くあるのです。
アルコールありとなしのサングリアで乾杯です♪
突き出し(メキシコ料理ではどういうか知りませんが・・)のトルティーヤが山盛りでまず驚きです。
白身魚のフリッターのような一品。
このビーフステーキが絶品でした。美味しすぎて、追加オーダーです。
料理に必ずついてくるのは、フリホーレスという甘くないあんこのような小豆煮ペーストとメキシカンライス。私はこの甘くないあんこが妙に口に合い、せっせと頂きました。
最後のデザートは、見た目よりずっと美味しいチョコケーキとメキシカンなクレープ。皆お腹いっぱいなのに別腹で(笑)、あっという間に完食でした。
「エローテ・カフェ」は、従業員さんの感じもよく、リーズナブルでなかなかのお味で、人気店なのが頷けるレストランでした。
一つの場所でゆったりと時間を過ごし、とても充実しているのに、あっという間に時間が過ぎていく感じのするセドナでの一日がまた終わろうとしていました。
(セドナリトリート2016 ④へと続く・・)
私が提供しているリトリートでは、あらかじめ予定を決めて動く海外旅行とは違って、そこに参加している人達にとってベストな体験をしてもらう為に、その日に何をするかを決めています。
なので、前の晩からおおよその予定は決めていますが、朝起きてみての自分の感覚を信頼して、行き先を変えたりもします。
今朝は、昨晩考えていたのとは違うプランが浮かび上がってきました。
前回の先発隊では最終日に訪れるのがベストだと感じたボイントン・キャニオンに、今日行くのが良いという感覚が訪れました。
そしてボイントン・キャニオンを訪れる前に、チャペル・オブ・ザ・ホーリークロスへ行くのが良いと・・。
コンドミニアムからは遠くないチャペル・オブ・ザ・ホーリークロスの駐車場に車を停め、もう花が終わって固い実になっている秋のサボテンが植栽されている坂道を登って行きます。
ここもとても見晴らしの良い観光地になっており、どこを写しても絵になります。
さ~っと目の前に開ける絶景に、一行はあちこちで歓声を上げています。
絶景の中に建っている、日本ではなかなかお目にかかれないスケールの別荘らしき大きなお家にも驚きです。
ああ~、こんなところに住みたいね~!と、皆考えることは同じです(笑)
美しい装飾が施されたチャペルのドアの向こうには・・
厳粛な中にも優しい愛の波動が満ちた空間が広がっていました。
それぞれが言葉を発することなく、思い思いの場所に静かに座りました。
言葉にできない神聖な深い愛をただ感じるのです。
そこにいるだけで満たされる大いなる愛に包まれ、自分が在ることにただただ感謝が湧くのでした。
それぞれが心ゆくまで自分と向き合う時間を過ごし、その後は地下にあるお店を覗き、きょうの記憶を留めるための自分へのお土産を探したりしました。
お土産に興味のない人は、絶景を背にしたベンチに座り、この美しい場所で癒されています。
高所恐怖症を少しずつ克服しつつある勇気ある人は、腰が引けながらもベンチで記念撮影をしてみます。(すごい進歩です!)
私達は、いつまでもいつまでも居たいと感じた場所に別れを告げ、次の場所に向かうことにしました。
通り道にあった、前日とはまた別の大型スーパーで、軽い昼食をとりながら一休みです。
一行は、もう皆が打ち解けあって、誰とでも話が弾みます。
世界中どこでも、スタバは便利の良い休憩場所です。変なおじさんもくつろいでいます(笑)
セドナの街からは少し離れた場所にあるボイントン・キャニオンは、4大ボルテックスの一つと言われているところです。
古来ネイティブアメリカンが、人類発祥の地として崇めたとされる聖なる地には、女性性を司るとされるカチーナ・ウーマンと、男性性を司るウォリアーという二つの岩が向き合うようにして立っています。
カチーナとはホピ族の神様のことを指すとのことで、名前にも表れているように、この辺りは本当に静かで穢れのない神聖な土地だと感じます。
駐車場に車を停めて、トレイルを歩き始めます。今回は二つの岩の麓へ行きたいと感じるので、「ボイントン・ビスタ・トレイル」という往復一時間くらいのトレイルを歩くことにしました。
段々道に傾斜が出てきました。
皆ついて来てますか~?と確認しながら進みます。野生のサボテンもあちこちに見られます。
ボルテックスに生えている木は、渦を巻いて湧き上がっているエネルギーさながらに、このようにねじれて育つのです。(ボルテックスとは、大地から強いエネルギーが渦巻きのように放出されている場所のことを言います。)
逆に言うと、ねじれている木を見ることができるなら、そこがボルテックスだとわかります。
二つの岩の麓まで登りました。皆、思い思いの場所に立ったり座ったりしてみます。
ウォーリアー(戦士)と呼ばれるレッドロックは、自分の中に眠っているパワフルさを引きだしてくれるように感じます。
二つの岩の真ん中は、男性性と女性性のバランスをとる調和のエネルギーにチューニングするには最適なのだそうです。
高いところが苦手な人も、再びとってもがんばりました。自分を褒めながら、この場所のエネルギーを感じています。(本当は、立つのはまだちょっと・・と言っていました。笑)
女性性を司るというカチーナ・ウーマンは、先に訪れたチャペル・オブ・ザ・ホーリークロスとよく似ていて、ただただ慈愛に包まれるエネルギーに満たされていました。
霧に煙る雄大な景色を前に、心静かに自分自身と繋がります。
高いところが苦手な人が、更に勇気を出して、ウォーリアーに登ってみたのでした。すごいです!
仲間が心からの愛情でずっと励ましてくれ、それを受け取りながら、彼女は自分の恐怖心を超える勇気を持ちました。そしてそれは後に、単なる高所恐怖症を克服することに留まらず、彼女の人生における大きなチャレンジへと繋がっていったのでした。
ボイントン・キャニオンでそれぞれが自分と向き合う静かな時間をゆっくり過ごしてから、トレイルを再び戻ってきました。
今夜は、地元で人気のある本場のメキシコ料理のお店で夕食です。「エローテ・カフェ」という名前に妙に反応して嬉しそうな変なおじさんが約一名いたのですが(笑)、ネットでスペイン語の「エローテ」を調べたら、なんと「とうもろこし」で、一同大笑いとなりました。
通常なら予約ができないので1時間待ちはざらだという人気店でしたが、私と夫が泊まっていたホテルに併設されていたレストランだったので、宿泊客は便宜を図ってもらうことができラッキーでした。
セドナのあるアリゾナ州は、メキシコと国境を接しているので、本場のメキシコ料理店やお土産屋さんが多くあるのです。
アルコールありとなしのサングリアで乾杯です♪
突き出し(メキシコ料理ではどういうか知りませんが・・)のトルティーヤが山盛りでまず驚きです。
白身魚のフリッターのような一品。
このビーフステーキが絶品でした。美味しすぎて、追加オーダーです。
料理に必ずついてくるのは、フリホーレスという甘くないあんこのような小豆煮ペーストとメキシカンライス。私はこの甘くないあんこが妙に口に合い、せっせと頂きました。
最後のデザートは、見た目よりずっと美味しいチョコケーキとメキシカンなクレープ。皆お腹いっぱいなのに別腹で(笑)、あっという間に完食でした。
「エローテ・カフェ」は、従業員さんの感じもよく、リーズナブルでなかなかのお味で、人気店なのが頷けるレストランでした。
一つの場所でゆったりと時間を過ごし、とても充実しているのに、あっという間に時間が過ぎていく感じのするセドナでの一日がまた終わろうとしていました。
(セドナリトリート2016 ④へと続く・・)
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