誰かに憧れの気持ちを持ったり、何かをうらやましく思う時、人は二通りの反応をします。

素晴らしい人や物事を見て、「すごいな~!自分もそうなりたい」と密かに努力を始める人と、「あれは特別な人にだけできることで、自分には無理だよ」と諦めてしまう人に分かれます。

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例えば、サッカーをやっている少年少女なら、有名なサッカー選手を見て、「すごい!」「あんな風になりたい!」「いや、自分は才能がないから絶対になれない」・・などなど、色々反応が起こるでしょう。

しかし私は、サッカー選手には一切反応しません。なぜならサッカーには全く興味がないし、サッカーも全くできないからです。

つまり人は、自分にそうなる可能性がないものには全く反応しないのです。つまり、反応があるものには、自分がそれに近づくことは可能だということです。

自分にはできない、自分とは違う、と思ってしまう人は、人が何かに反応する時、それは自分の中に同じ要素があるのだということに気付いていないのです。

それはとてももったいない事だと思います。

なぜなら、人や物事に憧れる気持ちを持つというのは、自分の可能性の種を見つけることだからです。



しかしここで、一つ気を付けなくてはならないことがあります。

それは、サッカー選手に憧れたなら、必ずサッカー選手になれるのではないということです。

憧れから努力を始め、それが花開いて実を結ぶ人も確かにいます。

しかし、どれほど憧れ、努力をしても、決して選手にはなれない人もいるのです。

それでは、なぜサッカー選手に憧れたのか?ということになります。

それは、サッカー選手というものを見た時に、自分が感じる何か、そこにある「質」・「要素」に、自分が為し得たいと思うことが潜んでいるからです。

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私の娘は、小さいころからクラッシックバレエを習っていました。踊ることが大好きで、素晴らしいダンサーたちに憧れ、自分も将来はバレリーナになりたいと願っていました。

しかし、どれだけ努力をしても、バレエの世界には厳しい条件がたくさんあります。容姿・スタイル・経済力・運・・と、自分だけの努力では乗り越えられないことが目白押しです。

自分が納得のいくまではバレエを続けていましたが、高校に進学したときにすべて諦めました。

では彼女の憧れは、一体何だったのでしょうか?


憧れるものの中には、自分の可能性の種があるというのはやはり真実です。でもそれは、文字通り実際にバレリーナになるということだけではないのです。

娘は、音楽を自分の身体で表現することが好きだったのです。そうすることで、自分が自分らしく、生き生きと輝くことができることを知っていたのでした。

バレエで表現していたその音楽は形を変え、高校では合唱部に所属して、仲間達と美しい音楽を奏でることで、素晴らしい体験をたくさんすることができました。

それが何かの才能として仕事になったわけではありませんが、今は小さな子供の母親として、いつも一緒に歌ったり踊ったり、とても楽しそうに過ごしています。

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憧れる対象が現れた時、何かをうらやましく思った時、それはその人にとってのチャンスです。

今の自分はまだ手にしていなかったり、手にしているけれど十分に花開いていないことに取り組むことで、より自分らしく輝いて生きることができる「要素」と「質」がクリアになります。

自分の魂を喜びで震えさせることは何かという、ヒントがそこにはあるのです。

誰かに、何かに憧れることは、とても素敵なことです。

自分が何に反応するかを注意深く観察し、その要素を伸ばしていくことが、人生の質を変えていくのだと思うのです。





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