時系列での旅行記ではなくなりましたが、マウイでの思い出として心に残ってることを一気に書いてみようと思います。
【Ululani's Hawaiian Shave Ice ウルラニズ シェイブアイス】
海沿いの町キヘイをドライブしていた時、最初に前を通りかかった時に長蛇の列ができていたので気になったお店でした。
二度目に通りかかった時に、思わずグーグルで調べると、星★が4.9というなかなかないハイスコアがついていたシェーブ・アイス(かき氷)のお店です。
どちらかというと、かき氷ではなくアイスクリーム派の私ですが、300近くのレビューで★4.9のお店などそうそうお目にはかかれないと思ったので、列に並んでみることにしました。
まず大きさを選び、底に詰めるものをアイスクリームかあずきか選び、3種類のシロップを選んで、トッピングも付け加えられるそうです。
グーグルのレビューを読んでいたら、マカデミアナッツ入りのグルメアイスに、トーストされたココナツを乗せるのが美味しそうだったので、真似をしました。
シロップは、私の好みとハワイならではのものに決めて、マンゴーとパッションフルーツとパイナップルに♪
出来上がって気付いたのですが、味にこだわっていたら、全部イエロー系だった~!!
レインボーとまでは言わないけれど、もう少しカラフルな色合わせになるように考えればよかった!ちょっと残念(笑)
(↓例えばこんな感じに・・)
ハワイの日差しの中で食べるシェイブアイスの美味しさ、天然由来で作られているシロップの爽やかさ、氷の下にはマカデミアナッツのアイスが控えていて、それがまた美味しい~!
確かに★4.9は納得でした。今回のマウイ滞在中で、一番「美味しい!」体験だったかもしれません。
【Lahaina ラハイナ】
ここしばらくはのどかなカウアイ島への旅が続いていたので、マウイが想像以上に賑やかだったことに少し驚いたのが港町ラハイナのストリートでした。
ワイキキのようにしばらく歩くと次のABCストアがあったり、リゾート気分でお買い物を楽しむ観光客がぞろぞろ歩いていて、アメリカ本土の人達のワイキキみたいなものかなと感じました。
メインストリートは海がすぐ横の一本道で、歩道には時折波しぶきが打ちあがったりしています。
海の向こうにはラナイ島がシルエットを作り、賑やかですがのどかで心地よいのです。
ブランドのお店は、ストリートの一番奥のアウトレットに固まっており、そこにはあまり人がいなかったのがワイキキとの違いでしょうか。
ラハイナはアーティストの街でもあるようで、ギャラリーがあちこちにたくさんあったり、アーティスト系のセレクトショップなどもありました。
ラハイナのコートハウス(元裁判所)の建物の隣には、巨大なバニヤンツリーが日陰を作って人々の憩いの場となっている公園があります。
このラハイナのシンボルともいうべきバニヤンツリーは140年以上前に植えられ、元は1本の木でしたが、多くの枝から育った根をもとにして半独立した木がおよそ40本にもなっています。
↑ 木が巨大すぎて、全部を写せません!
公園全体が木陰となり人々の憩いの場になっているのですが、私が最初に訪れた日には、アーティスト達が屋外ギャラリーとして展示販売を行っていたのでした。
私もマウイの思い出として、何か絵か写真を買おうかなと思っていたので、色々と見て回りました。
ハワイの思い出なので、海か自然の景色のものを探し出すかと思っていたのに、私自身の予想に反して惹きつけられたのは、美しい花とハミングバードが書かれたアルミにプリントされた一枚の絵でした。
それを売っていたアーティストの女性はとても優しい笑顔の持ち主で、思わず話し込んだところ、なんと小学生の時に日本で育ったと言うアメリカ人でした。
「わたし、逗子の小学校に通っていたんですよ!」と、いきなり流暢な日本語で話し出した時は、驚きました。
そして私のハートを打ち抜いたこの優しい絵は、カリフォルニアに離れて住んでいる大好きなお祖母ちゃんの事を思って描いた絵だというのです。
お祖母ちゃんのLoveとJoy(愛と喜び)を、おばあちゃんの庭に咲き乱れる花で表したそうです。
てっきりハワイらしい風景を買うだろうと思っていた私でしたが、マウイのバカンスの象徴のような「Love&Joy」の絵を日本に連れて帰ることにしたのでした。
【Haleakara ハレアカラ山】
今回のマウイ旅行の最大のハイライトは、標高3055mのハレアカラ山に、夫の運転する車で登ることでした。
ハワイ島のマウナケアは4207mもあるため、許可された車両しか登ることはできないのですが、ハレアカラはレンタカーでも登れるらしいと知り、ぜひ登ってみたいと思っていたのでした。
最初は、本当に山登りに行くの?というような平坦な道をどんどん進み・・
気が付くと、なだらかな斜面を登り続けて、いつしか雲がとても近くなってきていました。
マウナケアほどではないにしろ、3000m越えの山に登るので、高度に慣れるために途中で一休みします。
やがて車は雲の中に突入したまま、ハレアカラ国立公園の料金所のゲートを通り、まだ雲のかかっているビジター・センターに到着です。
↑下方のグリーンの吹き出しのある建物がビジターセンターで、そこから更に頂上まで道路が続いています。
ようやく雲の上に出てきました。
そして、頂上の少し手前にある駐車場に車を停めて、Pacaoao Hillという小さな山のトレイルを300mほど歩いて登ると・・
ハレアカラ・クレーターを見下ろせます。生憎と雲がかかっていて見えにくかったのですが、クリアな時は↓のように、まるで火星かどこか他の星の風景のようです。
小さな子供も登っているトレイルを、はぁはぁ言って降りてきた夫にちょっと呆れながら(笑)、次はもうすぐそこにある山頂へと、再び車で向かいました。
こんなに高いところまで車で上がれるのが本当に不思議です。裾野が長くてなだらかなハレアカラ山ならではです。
山頂のハレアカラ天文台には、3年前から東北大学の惑星大気観測専用望遠鏡も移設されているそうです。
東日本大震災の福島原発の影響で、これまでの場所では長時間の観測が困難になった為の移設だとのことです。(⇒惑星を観続ける観測基地、ハワイに完成/東北大学より)
雲の上はいつでも晴れなのだなと、改めてしみじみ・・。
雲の上に立っている感じで・・
次は座っている感じで・・ どうもうまく撮れない私(笑)
なるほど!夫が撮ってくれたのはピンボケですが、私はあの世にいるみたいです(笑)
ハワイとヒマラヤでしか見られないと言う貴重な高山植物のシルバーソード(銀剣草)。
マウナケアでもたくさん見ましたが、この植物に手を触れると法律で罰せられるそうです。
頂上を堪能してから、また先ほどの駐車場まで下りて・・
トイレから出たら、なんと灰皿らしきものを発見!
嬉しそうに「一本いい?」と煙草を取り出した夫でしたが、ライターをどれだけカチカチやっても火がつきません!
どうやら酸素が薄くて、夫のライターでの着火はできなかったのでした。残念!笑
行きに寄ろうと思っていたのに、道を間違えて通り過ぎてしまった「クラ・ロッジ」に立ち寄ったのですが、レストランは夕方からのウエディングの準備に入っていたので、ちょっとお庭だけ覗いてみました。
評判通りハワイの植物が美しく植えられ、遠くに海まで見下ろせる素晴らしい景観は、あの世のお庭のような心地がしました。次回来ることがあったら、ゆっくりと食事でもしてみたいです。
【Kahana Reef Condominium カハナリーフ・コンドミニアム】
夕陽が沈む時間には間に合わなかったその日の夕方、コンドに戻ってラナイから海を眺めたら、みるみるうちに空が美しい茜色と紫のグラデーションに染まり始めました。
これは!と思い急いで庭まで下り、波の打ち寄せる海のすぐ側に立つと、この世のものとは思えない美しい光に包まれたのでした。
側に居た人が、上ずった声で「アメージング!」と呟きました。
聴こえるのは波の音だけ。そして目の間にはオレンジと金色に光る空と海。
夢を見ているような幻想的なその時間が、永遠に続けばよいのにと思いました。
毎朝、毎朝、眺めたこの景色。
太陽が昇るにつれ、海が端からコバルトブルーに変わる様子を見ているのが好きでした。
私にとってのマウイ島のバカンスは、この景色に始まって終わったのだなとしみじみ思います。
コンドミニアムを去る早朝・・私を憩わせてくれたこの景色ともお別れです。
夏の終わりを少しばかり延長した私達のマウイ島バカンスは、長いような短いような、不思議な時間の流れの中にありました。
(マウイ島での夫婦バカンス・・完)
【Ululani's Hawaiian Shave Ice ウルラニズ シェイブアイス】
海沿いの町キヘイをドライブしていた時、最初に前を通りかかった時に長蛇の列ができていたので気になったお店でした。
二度目に通りかかった時に、思わずグーグルで調べると、星★が4.9というなかなかないハイスコアがついていたシェーブ・アイス(かき氷)のお店です。
どちらかというと、かき氷ではなくアイスクリーム派の私ですが、300近くのレビューで★4.9のお店などそうそうお目にはかかれないと思ったので、列に並んでみることにしました。
まず大きさを選び、底に詰めるものをアイスクリームかあずきか選び、3種類のシロップを選んで、トッピングも付け加えられるそうです。
グーグルのレビューを読んでいたら、マカデミアナッツ入りのグルメアイスに、トーストされたココナツを乗せるのが美味しそうだったので、真似をしました。
シロップは、私の好みとハワイならではのものに決めて、マンゴーとパッションフルーツとパイナップルに♪
出来上がって気付いたのですが、味にこだわっていたら、全部イエロー系だった~!!
レインボーとまでは言わないけれど、もう少しカラフルな色合わせになるように考えればよかった!ちょっと残念(笑)
(↓例えばこんな感じに・・)
ハワイの日差しの中で食べるシェイブアイスの美味しさ、天然由来で作られているシロップの爽やかさ、氷の下にはマカデミアナッツのアイスが控えていて、それがまた美味しい~!
確かに★4.9は納得でした。今回のマウイ滞在中で、一番「美味しい!」体験だったかもしれません。
【Lahaina ラハイナ】
ここしばらくはのどかなカウアイ島への旅が続いていたので、マウイが想像以上に賑やかだったことに少し驚いたのが港町ラハイナのストリートでした。
ワイキキのようにしばらく歩くと次のABCストアがあったり、リゾート気分でお買い物を楽しむ観光客がぞろぞろ歩いていて、アメリカ本土の人達のワイキキみたいなものかなと感じました。
メインストリートは海がすぐ横の一本道で、歩道には時折波しぶきが打ちあがったりしています。
海の向こうにはラナイ島がシルエットを作り、賑やかですがのどかで心地よいのです。
ブランドのお店は、ストリートの一番奥のアウトレットに固まっており、そこにはあまり人がいなかったのがワイキキとの違いでしょうか。
ラハイナはアーティストの街でもあるようで、ギャラリーがあちこちにたくさんあったり、アーティスト系のセレクトショップなどもありました。
ラハイナのコートハウス(元裁判所)の建物の隣には、巨大なバニヤンツリーが日陰を作って人々の憩いの場となっている公園があります。
このラハイナのシンボルともいうべきバニヤンツリーは140年以上前に植えられ、元は1本の木でしたが、多くの枝から育った根をもとにして半独立した木がおよそ40本にもなっています。
↑ 木が巨大すぎて、全部を写せません!
公園全体が木陰となり人々の憩いの場になっているのですが、私が最初に訪れた日には、アーティスト達が屋外ギャラリーとして展示販売を行っていたのでした。
私もマウイの思い出として、何か絵か写真を買おうかなと思っていたので、色々と見て回りました。
ハワイの思い出なので、海か自然の景色のものを探し出すかと思っていたのに、私自身の予想に反して惹きつけられたのは、美しい花とハミングバードが書かれたアルミにプリントされた一枚の絵でした。
それを売っていたアーティストの女性はとても優しい笑顔の持ち主で、思わず話し込んだところ、なんと小学生の時に日本で育ったと言うアメリカ人でした。
「わたし、逗子の小学校に通っていたんですよ!」と、いきなり流暢な日本語で話し出した時は、驚きました。
そして私のハートを打ち抜いたこの優しい絵は、カリフォルニアに離れて住んでいる大好きなお祖母ちゃんの事を思って描いた絵だというのです。
お祖母ちゃんのLoveとJoy(愛と喜び)を、おばあちゃんの庭に咲き乱れる花で表したそうです。
てっきりハワイらしい風景を買うだろうと思っていた私でしたが、マウイのバカンスの象徴のような「Love&Joy」の絵を日本に連れて帰ることにしたのでした。
【Haleakara ハレアカラ山】
今回のマウイ旅行の最大のハイライトは、標高3055mのハレアカラ山に、夫の運転する車で登ることでした。
ハワイ島のマウナケアは4207mもあるため、許可された車両しか登ることはできないのですが、ハレアカラはレンタカーでも登れるらしいと知り、ぜひ登ってみたいと思っていたのでした。
最初は、本当に山登りに行くの?というような平坦な道をどんどん進み・・
気が付くと、なだらかな斜面を登り続けて、いつしか雲がとても近くなってきていました。
マウナケアほどではないにしろ、3000m越えの山に登るので、高度に慣れるために途中で一休みします。
やがて車は雲の中に突入したまま、ハレアカラ国立公園の料金所のゲートを通り、まだ雲のかかっているビジター・センターに到着です。
↑下方のグリーンの吹き出しのある建物がビジターセンターで、そこから更に頂上まで道路が続いています。
ようやく雲の上に出てきました。
そして、頂上の少し手前にある駐車場に車を停めて、Pacaoao Hillという小さな山のトレイルを300mほど歩いて登ると・・
ハレアカラ・クレーターを見下ろせます。生憎と雲がかかっていて見えにくかったのですが、クリアな時は↓のように、まるで火星かどこか他の星の風景のようです。
小さな子供も登っているトレイルを、はぁはぁ言って降りてきた夫にちょっと呆れながら(笑)、次はもうすぐそこにある山頂へと、再び車で向かいました。
こんなに高いところまで車で上がれるのが本当に不思議です。裾野が長くてなだらかなハレアカラ山ならではです。
山頂のハレアカラ天文台には、3年前から東北大学の惑星大気観測専用望遠鏡も移設されているそうです。
東日本大震災の福島原発の影響で、これまでの場所では長時間の観測が困難になった為の移設だとのことです。(⇒惑星を観続ける観測基地、ハワイに完成/東北大学より)
雲の上はいつでも晴れなのだなと、改めてしみじみ・・。
雲の上に立っている感じで・・
次は座っている感じで・・ どうもうまく撮れない私(笑)
なるほど!夫が撮ってくれたのはピンボケですが、私はあの世にいるみたいです(笑)
ハワイとヒマラヤでしか見られないと言う貴重な高山植物のシルバーソード(銀剣草)。
マウナケアでもたくさん見ましたが、この植物に手を触れると法律で罰せられるそうです。
頂上を堪能してから、また先ほどの駐車場まで下りて・・
トイレから出たら、なんと灰皿らしきものを発見!
嬉しそうに「一本いい?」と煙草を取り出した夫でしたが、ライターをどれだけカチカチやっても火がつきません!
どうやら酸素が薄くて、夫のライターでの着火はできなかったのでした。残念!笑
行きに寄ろうと思っていたのに、道を間違えて通り過ぎてしまった「クラ・ロッジ」に立ち寄ったのですが、レストランは夕方からのウエディングの準備に入っていたので、ちょっとお庭だけ覗いてみました。
評判通りハワイの植物が美しく植えられ、遠くに海まで見下ろせる素晴らしい景観は、あの世のお庭のような心地がしました。次回来ることがあったら、ゆっくりと食事でもしてみたいです。
【Kahana Reef Condominium カハナリーフ・コンドミニアム】
夕陽が沈む時間には間に合わなかったその日の夕方、コンドに戻ってラナイから海を眺めたら、みるみるうちに空が美しい茜色と紫のグラデーションに染まり始めました。
これは!と思い急いで庭まで下り、波の打ち寄せる海のすぐ側に立つと、この世のものとは思えない美しい光に包まれたのでした。
側に居た人が、上ずった声で「アメージング!」と呟きました。
聴こえるのは波の音だけ。そして目の間にはオレンジと金色に光る空と海。
夢を見ているような幻想的なその時間が、永遠に続けばよいのにと思いました。
毎朝、毎朝、眺めたこの景色。
太陽が昇るにつれ、海が端からコバルトブルーに変わる様子を見ているのが好きでした。
私にとってのマウイ島のバカンスは、この景色に始まって終わったのだなとしみじみ思います。
コンドミニアムを去る早朝・・私を憩わせてくれたこの景色ともお別れです。
夏の終わりを少しばかり延長した私達のマウイ島バカンスは、長いような短いような、不思議な時間の流れの中にありました。
(マウイ島での夫婦バカンス・・完)
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