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昨日、ほんとうに突然なのだけど、食器棚を開ける度に感じていた違和感が何なのかの理由が、私の中に浮かび上がってきました。

その理由は、上の写真の二つのカップです。

どちらも、私が一目ぼれして、夫に買ってもらったマイカップです。

マイカップというのに、このテイストの違いは何でしょう?!笑

左の九谷焼の花のカップは、去年の春に夫と出掛けた九谷祭りで買いました。

右の美濃焼のカップは、新進気鋭の作家のもので、美濃焼らしからぬ斬新さに射抜かれて、衝動買いしました。(旅行中なので、やはり夫に買ってもらいました。いつも買ってもらってる!笑)


どちらもその時には本当に気に入って手に入れたものなのだけど、ここしばらく、左の花のカップをなぜ自分はあの時あんなに気に入ったのだろう?と不思議な感じがしていたのでした。

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上の写真の右側のカップも、イオンで通りすがりに一目ぼれして(値段も半額だったので。笑)、やはりマイカップとして手に入れたマグです。

左のカップほどではないのですが、このカップも少し私には違和感が出て来ていました。

なぜなのだろう~?とうっすらと思ってはいたのだけれど、昨日天啓のようにその答えがやってきたのでした。


私は九谷焼の花のカップを見た時に、「私これ好きだな~。でもお母さんはもっと好きそう!お母さんに買ってあげたいな~。どうしようかな~」と確か思ったのでした。

しかし、それほど安い物でもないので、どうしようかと迷っていたら、横にいた夫が私の執着している姿を見て、「買ってあげようか?」と言ってくれたので、母にとは言えずに、自分も好きだから買ってもらう事にしたのでした。

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上の花の壁飾りは、昨年の母の80歳の誕生日に、オーダーして母に贈ったものです。

そうなのです。花は母が大好きなもので、私はその影響を山のように受けて育ったため、母が大好きなものを私も大好きだと、自分で思い込んで育ってしまったのです。

自分が選ぶ「美しい」と感じるものさえも、私は母の影響下で感じ、本当に自分が感じているのとは違っていたようなのです。

私は植物が大好きなのだけど、本当は花よりグリーンの方が好きかもしれません。(その証拠に、家に飾って落ち着くのは、実は花ではなくて観葉植物だと気付いた!)

もっと言えば、花より実は宇宙的なものが好きで、自然も好きなのだけれど、未来的な感覚のものがかなり好きだということ。

その証拠が、多分これです

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母と半年以上コンタクトを断って、ようやく自分自身のエネルギーに戻ってきたら、一目ぼれして選んだ美濃焼は、どことなく宇宙チックというか未来的です(笑)

ピンクのお花とは全然違う!!笑


自分でも気づかない深い深いレベルで、私はここまで母の影響を受けていたのだと知ったことは、今さらですが衝撃的でした。

そういえば、私が子供の頃は、ピアノの発表会にはいつも、母の大好きな「朱色」の「ドレス」を手作りで着せられていました。

私は子供のころからず~っと、青か緑が好きでした(笑)そして、ひらひらした洋服は、全く似合わない女の子でした。

私は本当はバレエを習いたかった!でも、母はピアノしか習わせてくれませんでした。(ピアノは母が子供の頃やりたかった憧れのお稽古事でした)

友達が行っていたので、そろばんや公文にも行きたいと言ったら、どちらも「一年間限定」という制約でしか習わせてもらえませんでした。

でも、一番月謝の高いピアノは、練習をさぼりまくりの私なのに、続けさせてくれました(苦笑)

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私はSFを読むのが大好きで、小学校5年生くらいの時にむさぼり読んでいたら、母からSFを読むのを禁止されました。「文学作品を読みなさい」と叱られました。

なぜ私はあんなに素直だったのだろう?と思います。隠れて読めばよかったのに、素直にSFを読むのを止めました。

さまざまなことが、こうして私の中から締め出されていったのだな~と、今ならわかります。

私は、自分が本当に好きなものを感じる力まで、母のコントロールの下に失って行ったのです。


こうして母と会わずにいるうちに、もしかして高齢の母が死んだら後悔するのかな?とも思ったりもしますが、半年以上経って、ようやくこんな気づきがやってきているのを思うと、このプロセスはやはり私には必要なのだなと改めて思いました。

本当の自分を生きるためには、自分が自分に気付く前に刷り込まれてしまった「何か」の正体を明らかにし、自分自身のパワーを再び手にすることの必要性があるということを、しみじみ思った「カップ事件」でした(笑)

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日はまた昇る。新しい朝は毎日やってくる。




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