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朝目覚めると、窓の外には爽やかな青空と青い海が広がっていました。

ハワイの冬は雨季なのですが、滞在しているコハラ地区は晴天率が高い地域です。

4,000mを超す大きな山が島の真ん中に2つも横たわるハワイ島では、島の西側と東側では大きく天気が異なります。

しかし今回のハワイ島滞在では、概ねお天気に恵まれるのを感じていました。

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きょうは早目にハウスを出発して、島の東南にあるキラウエア火山国立公園を目指します。

島の西と東を横断するのは、以前はサドルロードと呼ばれるレンタカー走行禁止の道しかなかったのですが、現在はそこにバイパスができて「ダニエル・K・イノウエ・ハイウェイ」という走りやすい高速道路ができて、ヒロまで行くのがとても楽になりました。

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道中、トイレや子供用の公園もあるマウナケア州立公園で休憩します。

ここはマウナケア山に登る途中の道でもあり、標高は2,000mもあるので、肌に冷たい空気を感じます。

出発してから1時間半ほど走ると、ハワイ島の東側で一番大きな町であるヒロに到着です。

ヒロのスーパーで、それぞれがランチを購入して、一路キラウエア火山国立公園へと向かいました。
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既に噴火が収まったキラウエア火山の第8フィッシャー(割れ目)であった噴火口は、昨年11月の時とも様変わりして、静かに落ち着いた地球の鼓動を感じる場所・・という感じになっていました。

ハワイのローカル・ニュースによると、この新たなフィッシャーにハワイ語の名前を付けることが検討されているようです。

その候補には、「創造」を意味するハナイアナ(hanai'ana)、「新しい始まり」を意味するホウ・ホ・オマカ(hou ho'omaka)などがあるそうで、今回の私達のリトリートのテーマを示唆しているようにも感じ、何だか嬉しくなりました。

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皆で噴火口を覗き込んでいると、「写真を撮りましょうか?」と声を掛けてくれたカップルがいました。

なかなか5人揃っての写真は撮れないので、ありがたくご厚意に感謝してお願いしました。

並び順の違う5人の写真↑が2枚あるのは、同じように声を掛けて下さった方が、時間差で現れたからでした(笑)

どちらのカップルも、日本を訪れた事のある方や、日本が大好きな方でした。

以前にも同じような事が何度かあったのですが、こうして日本に好意を持って下さっている方が、ハワイを訪れる観光客には多いような気がします。

それは、ハワイはレムリアのエネルギーを色濃く湛える場所であり、日本人の多くがレムリアのエネルギーに深く惹きつけられる民族であることと関係があるのではと思いました。

ハワイ好き(=レムリアに縁がある)は、日本(=レムリアンの過去世を持つ人が多い)に好意を持ってくれるという訳です。(私の個人的な説ですので、悪しからず。笑)

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トレイルを更に奥まで歩いていくと、所々に目を惹く赤い花が咲いていました。

溶岩台地に咲く真っ赤なオヒア・レフアは、火の神ペレに捧げられた特別な花だとのこと。

オヒア・レフアにはこのような伝説があるそうです。⇒ハワイの花の伝説(オヒア・レフア)

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(↑後で訪れた溶岩台地の上にも、このように岩を突き抜けて大きなオヒア・レフアの木が伸びていました。)

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↑立ち入り禁止の看板を乗り越えて、オヒア・レフアの写真を撮っていた育ちゃんの証拠写真を撮り損ねた図・・笑

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トレイルの奥には、更に噴火口を見渡せる展望スペースがありました。

静かに大地のエネルギーを感じてみます。

静けさと大きなエネルギーの所在が交じり合う不思議な空間です。

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その後は恒例のスチームベントで、ミストシャワーのように温かい蒸気を浴びました。

スチームベントとは、大地に染み込んだ雨水が地下にあるマグマによって熱せられ、水蒸気となって地面の割れ目から地表に立ち昇っているものです。

浴びた瞬間は温かくて気持ちがよいのだけれど、標高が割と高いこの場所では、あっという間に冷めて寒くなるので要注意です(笑)

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前回のリトリートでも一番長い時間を費やして滞在したチェーンズ・オブ・クレーターを、海に向かってずっと下って行きます。

真っ黒な溶岩台地が海まで広がっているこの場所には、何度来ても不思議な感動を呼び覚まされます。

ここでお昼を食べ、その後自由に一人一人の時間を取ろうと思っていたのですが、風があまりにも強すぎたので、一旦車に戻って車内でランチにすることにしました。

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↑若い女子達がお昼ごはんに買ったのは、「インスタ映え~!」と叫んで見つけたアメリカンでカラフルなドーナツ。

「そんなものでランチになるの?」と、それを見ていたおばさま・・いえ、おねーさま達(笑)

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食べる前の撮影会(笑)

はい、はい、お嬢さんたち、と~っても可愛いですよ!!

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↑で、同じようにやってみたのだけれど、どうしても可愛くならないので(笑)、お笑い路線で!

今回のリトリートは、私自身がとてもリラックスしていて、ずっとこんな風に笑っていることが多かったなと思います。

どちらかというとシリアスなタイプ(根暗とも言う。笑)の私なのですが、私自身にとっても一つの切り替えというか転機でもあった今回のリトリートは、肩の力が抜けた、でも軸がちゃんと通った在り方で居続けられたのを、改めて嬉しく思います。

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腹ごしらえが済んだ後は、各自が思い思いの場所へと溶岩台地の上を進んでいきます。

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時間も何も決めずに、ただただ地球の上に寝転がる。

抜けるような青空と、遠くに見える青い海、どこまでも続く黒い大地。

私達は、それぞれが思い思いのやり方で地球と対話し、自分自身と対話し、これからの自分の進む道を明確にする時間を過ごしたのでした。

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はっと気づくと、もう随分時間が経っていて、大切なことを忘れていたことに気付きました。

女子のもう一つのお楽しみ!でもある、ヒロにある「ビッグアイランド・キャンディーズ」の閉店時間までもうギリギリです

私達が持っている運の良さを信頼して、とにかく急いでヒロへと戻りました。

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そして「ビッグアイランド・キャンディーズ」に到着したのは、なんと閉店1分前

しかし、優しい店員さん達は、走り込んでくる私達の姿を見つけると、ドアを開けて、試食のクッキーとコーヒーまで用意して出迎えてくれたのでした

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↑季節やイベント毎に替わる店内の装飾やギフトボックスが、超~可愛くて素敵なのです♬

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「ビッグアイランド・キャンディーズ」は、ハワイ島でとれたナッツやコーヒーなどの原材料で作ったクッキーやチョコレートがとても美味しいお店です。

最初にこの店を知った時には、なぜハワイでクッキー?と思ったのですが、その美味しさを知るとほとんどの甘党の人は虜になります。

ハワイ島リピーターの人達が、毎回自分へのお土産を買う場所になっているのです。

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駆け込みのお客なのに、がっつりとショッピングをする面々(笑)

(売上アップ間違い無しのお客だと、見抜かれていましたね~。これは、ドア開けてくれるはずですよね~笑)

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島を再び横切り、西海岸が見えて来た頃には、遠くの海に美しい夕陽が沈んでいきました。

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今夜はハワイの地ビールも開けて、無事キラウエアに行けたことを喜び、乾杯~!!

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食後のデザートは、コナコーヒーのアイスをアップルパイに乗せて、コナコーヒーと共に頂きます。

私達はレストランにはあまり行かないのですが、食材にはこだわって購入するので、毎食美味しいものを食べる幸せを味わっています♬

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いつも直感で選ぶ食事やデザートですが、ケーキが出てきた日は要注意です(笑)

育ちゃんや私が無意識にエネルギーを欲する時・・それは、気づくとヘビーなリリースワークが始まってしまう事がほとんどだからです

この夜もこの後流れで、大きな大きなリリースの起こるワークへと突入した方がいたのでした。

そしてそれは、彼女のこれからの人生が大きく変容する岐路となり、同時にその場にいた他の人達の変化の呼び水にもなったのでした。

(・・深夜にも関わらず起きていられるのは、ありがたい時差ボケのお蔭です。笑)



ハワイ島リトリート2019 ④に続く・・)